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谷 めぐみ / Megumi Tani
Foto:藤本史昭
スペイン歌曲のスペシャリスト。
スペイン音楽への深い洞察と共感により、独自の世界を築いた。
北海道出身。京都市立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。
ふとしたきっかけで出会ったスペイン歌曲、スペイン音楽に強く魅かれ、単身渡西。バルセロナ市立高等音楽院にてマヌエル・ガルシア・モランテ氏に師事。古典歌曲、宗教曲、芸術歌曲、スペイン各地の民謡、愛唱歌、オペラ、サルスエラのアリアなど、スペイン声楽曲の幅広いレパートリーを得る。エンリケ・グラナドスの実娘ナタリア・グラナドス女史、20世紀スペインを代表する作曲家のひとりフェデリコ・モンポウ氏から、その演奏を高く評価された。
ガルシア・モランテ氏編曲〈日本民謡集〉における歌詞監修、解説執筆、全文スペイン語翻訳を担当。バルセロナ市庁舎内〈百人会議の間〉で開かれた市主催〈日本民謡集出版記念演奏会〉にて特別演奏。
帰国後、バルセロナ市の夏の音楽祭〈グレック〉より招聘を受け、同市にてリサイタル開催。日本で初めて行われたスペインの世界的名ソプラノ、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス女史によるマスタークラスを受講、通訳。
多彩なテーマによるリサイタル、コンサート、各種講座、セミナー、イベント等々を通じ、スペイン歌曲の魅力をひとすじに伝え続けている。
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